2024年11月29日(金)東御市商工会にて、「東御市をもっと楽しく& もっと良くしよう! を話し合う会」を開催しました。
合同会社まるごとは、市民の立場でより良いまちづくりに貢献することを目指し、行政、事業者、地域の皆様と共に、移動に関する課題解決や地域活動に取り組んでいます。今回は講師として、国土交通省国土政策局地域づくり活動推進官 酒井達朗氏をお招きし、東御市の魅力を高める施策について講演頂き、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金 プログラムディレクター 山中千花氏のナビゲートで、参加頂いた東御市役所の職員、地域の事業者や移住者、まちづくりに関心を持つ市民など、多様な参加者との意見交換を行いました。
地域資源を活かした、新しい交通サービスの実現や観光振興の可能性を探る

市役所職員とのセッションでは、講師の酒井氏から、地域の活性化につながる二地域居住を促進するための政府の施策に関して解説頂くとともに、他地域における先進的なまちづくりの事例を紹介頂き、地方行政の取り組みポイントや今後検討すべき事項についてアドバイス頂き、コンセンサスを形成しました。
地域の事業者や移住者、まちづくりに関心を持つ市民とのセッションでは、市民の視点を意識して政府の各種施策を説明いただき、その活用方法や地域の実情や課題について、参加者との意見交換を行いました。
その一つのテーマとして、高齢者の移動支援や子どもの送迎など、地域の切実な交通課題が挙げられ、この解決に向け、既存の交通サービスの枠にとらわれない、地域の実情に合わせた柔軟な交通サービスの在り方について色々な観点から意見が出されました。
また、地域の魅力的な観光資源の発掘や活用についても、参加者それぞれの視点から意見が出されました。ワイナリーやアウトドアアクティビティなど、既存の地域資源を新しい視点で活用するアイデアが共有され、観光振興に向けた施策の展開への期待が高まりました。
対話から生まれる新しいまちづくりの第一歩
今回の交流会は、地域の未来について共に考え、語り合う貴重な機会となりました。「具体的なアクションにつながる有意義な機会だった」「地域の可能性を改めて感じることができた」など、参加者からの前向きな声が寄せられました。
合同会社まるごとは、これからも地域の皆様と共に、より良い東御市の未来を創造していきたいと考えています。地域の皆様と考えたアイデアや多様なプレイヤーによる連携の種を、具体的な取り組みへと育てていく上で第一歩を踏み出した、実り多い会となりました。今後も引き続き、地域の皆様のご支援とご参加をお願いいたします。